Product details

  • タイトル : 『Regulus and Mira: The Great Adventure』

    CD仕様 : オーディオCD1枚/全12トラック

    レーベル : Rigël Theatre

    発売日 : 2023年10月29日

    直販価格 : 1500円

Gallary & Video

Track Listings

  • 1. The D.Regulus-Sama March / Rigël Theatre

    2. D.Regulus Gloucester / Rigël Theatre

    3. Mira and the Celestial Voyagers / Rigël Theatre feat. Miwele

    4. EMÜ42 / Rigël Theatre

    5. Waiting for the Moon / Arimura Kyogo feat. Miwele

    6. Deletionis Acc. Re:Interpretation / Miwele

    7. Down in the River of Stars / Rigël Theatre feat. Miwele

    8. Inbhir Nis / Rigël Theatre

    9. Songbird / Arimura Kyogo

    10. Mira and the Mysterious Stars / Rigël Theatre

    11. Have Waited for the Moon / Arimura Kyogo

    12. Down in the Stars of Hometown / Rigël Theatre


Charactor

  • れーちゃん
  • ダーク・レグルス様(れーちゃん)

    闇(ダーク)と名乗るのが大好きな、とってもかわいらしい妖精ダーク・レグルス様(以下れーちゃん)。お供のロボットEMÜ42を引き連れており、合わせてアシェンオーダー#42のコードネームを与えられた。 最強最悪の刺客であり一番の大物だと自称しているが、いつもドジな失敗ばかりでうまくいかない。 語尾に「~なのだ」をつけて尊大な態度をとるが、ときどき子供っぽい口調になる。 全宇宙、全世界を冒険して、恐怖(自称)で支配し、自分の名前を轟かせるのが野望。

    アシェン・ワールド辺境の星ティル・ナ・ノーグ出身の妖精族。 何かに打ち込むとすごい知能と技術、行動力を発揮するが、大雑把でいつも詰めが甘い妖精族である。

    大親友のミラからは「れーちゃん」と呼ばれている。 いつも過剰になでなでして子ども扱いするミラに抗議はするが、なでなでを拒むことはない。 他の子がなでなでされてるとすぐ嫉妬して怒る。 ミラの事をとても大切に思っており、彼女が亡くしてしまった記憶を冒険を通じて取り戻してあげたいと思っている。

  • いーみゅちゃん
  • EMÜ42(いーみゅちゃん)

    れーちゃんのお供の可愛いロボット。彼女曰く”全宇宙が恐怖する抹殺絶滅マシーンなのだ”というすごいロボである。 ただし階段の移動ができない。高低差ではいつもミラの魔法で浮かせてもらっている。 光線銃はあらゆるものを破壊し粉砕する。が、いざという時にバッテリーが切れて役に立たない。アームはあらゆるものを捕獲して離さない。が、接近しないとつかめず保持力も弱い。 戦闘用としての性能は疑わしいが、音楽を演奏したり娯楽においては多芸多才であり皆からとても親しまれている。 ビープ音のような言葉でコミュニケーションを取る。

    開発者はれーちゃんと同郷のマッドサイエンティスト、ダーク・エルナト氏(えるちゃん)である。 彼女もまた闇(ダーク)と名乗るのが大好きで、外出恐怖症の自身の代わりにEMÜ42を譲り冒険に同行させた。 EMÜ42をぶったり蹴ったり乱暴に扱うと立体映像で現れて抗議する事もある。

  • みらちゃん
  • ミラ(みらちゃん)

    白い翼と美しい銀髪、赤い瞳のとても可憐な天使のような女の子。 れーちゃんの大親友でありアシェン・オーダーではバディを組んでいる。れーちゃんからは「みらちゃん」と呼ばれている。 限定的に重力や引力を自在に操り、空間を曲げて移動させることができる強力な重力魔法使い。 が、その力を誰かに敵意として向けることはなく、大抵は自身やれーちゃんのために便利に使うことが殆どである。

    失敗ばかりのれーちゃんをいつもなでなでしてくれるお母さんのような存在。 無口で内気な性格だけど、気に入った子には遠慮なくなでなでしてくる。なで魔。 歌もとても上手で、れーちゃんに子守歌を聴かせてくれる。もちろんなでなでもしてくれる。

    アシェン・オーダーとなる前の過去の記憶を失っていおり、自身がどこからきて誰なのかを知りたがっている。 以前より唯一の所有品であるオルゴールを大切に持っており、時折演奏しながら遠くの星をぼっーと眺めている。

STORY

  •   Prologue  

     時と空間を超え、数多の星々の行く末を見守る観測者の民達がいた。 エルンシェルとアシェン。彼らは同じ時空を超える力を持ち、思想の違いにより対立し、やがて敵対する事となった。 強大な力を持つ彼らが全面戦争に突入すれば銀河の滅亡は避けられない。 彼らは停戦協定を結び、銀河の領域を2つに分けた。エルンシェル・ヴェルデンスとアシェン・ワールド。 彼らは互いを監視し、永久に拮抗状態を保つこととなった。

     アシェンよりエルンシェルを監視する組織はアシェン・オーダーと呼ばれた。 アシェン・オーダーはアシェンワールドの数多の種族から優れた者を選出して構成された騎士団である。 彼らは数万年もの間、エルンシェルへの諜報活動、妨害や破壊工作を行ってきたのだ。


    ―時は流れアシェン宇宙歴150949年。 かのエントロピー増大の法則のごとし、あらゆる物事は乱雑に、ゆるく、そしていい加減で、適当になっていった......!

  •   Ashen Order  

     アシェン・ワールドの首星グロスター・プライムで久々にアシェン・オーダーによる緊急会合が行われた。 暗く禍々しい雰囲気の議場には赤ラインの黒いコート、星と逆S字マークが記されたネクタイを身に着けたアシェン・オーダーの主要メンバーが揃っていた。 緊急会合が開かれた理由は、エルンシェル人の観測者がアシェンワールドの領域に侵入したためだ。 侵入者はエルンシェル出身のリーラという白い翼のかわいらしい少女と、アルドラという小さな妖精である。議場の立体スクリーンに愛くるしい二人の姿が映し出されていた。 彼女達は露店街でとても仲良く楽しそうにアイスクリームを食べていた。


     アシェン・オーダーの長ブリストル卿が重い口調で話しました。

    「不可侵条約を破り我々の領域に踏み込むとは......しかもあろうことかアイスクリームまで食べるとは......おのれエルンシェル人どもめ。奴らは一体何を企んでいるのか......だが」

     ブリストル卿は議場に集まったオーダー達に向き直り不敵な笑みを浮かべた。

    「これは数百年に渡り謎に包まれた奴らの全貌と秘密を暴き、我々の物とする絶好のチャンスでもある。彼女達を捕え、アシェンに同化させるのだ」

    「その通りだ!奴らを捕えよ!そしてすべて聞き出すのだ!アシェンに栄光を!」

    「#19うるさいですよ。それにしてもかわいい子達じゃない綺麗な翼ですね」

    「報告によると現在ヘブリディーズ行政区のコロニーにいるとのことですね......外縁はめんどうだから行きたくないなぁ」

    「にゃーん!どうしたのかにゃー?」(猫と戯れながら)

    「昨日のミュールちゃんのサイバースペースライブ最高だったなぁ......」(アーカイブ映像をこっそり見ながら)

    「ブリストル卿、誰がヘブリディーズに行くのかにゃ?私は急用がありますにゃーん」(猫と戯れながら)

     外縁へ行くのを嫌がる現世代のものぐさなアシェン人達である。もちろん誰も行くわけがない......と、思われたその時!


    「ふっふっふ......その役目、我々が引き受よう!なのだ~!」


     議場に小さなとても可愛らしい妖精の女の子と、白い翼と銀髪の可憐な少女が現れた。

    「......あれれ?いーみゅちゃんは?......わぁー階段を登れてないのだ!上がって来ないのだ!」

     すると白い翼の少女が慣れたように杖を掲げました。丸っこい形状で猫耳のような突起のついたロボットが浮き上がり、彼女のたちの後ろに着地した。

    「ミラちゃんありがとうなのだ」

     妖精は再び向き直り、尊大な態度で言いました。

    「このダーク・レグルス様、最強の重力魔法使いミラちゃん、そして恐怖の抹殺絶滅マシーンのイーミュ(EMÜ42)ちゃんが直々にリーラというお尋ね者を探して捕えるのだ!」

     EMÜ42が小刻みなビープ音を鳴らしながら背後から勇ましいBGMを流した。

    「れーちゃんえらいえらい......」

     ミラが嬉しそうにレグルスの頭をなでなでした。

    「わぁ~ミラちゃんなですぎなのだ~」


     議場の全員があんぐりとした表情で固まって静まり返った。だが暫くしてブリストル卿が諦めたように言った。

    「......うーむ、仕方が......否、よかろう。では#42と#14、君たちにこの任務を与える!」

  •   Regulus and Mira: Great Adventure  

     年老いた星を取り囲むように建造されたリング状のコロニー群。かつては何万年もの間それは増築と拡張を続けたがやがてそれは止まり、星のエネルギーを摂り続けて停滞し、進化を止めてしまった世界。 それがこのグロスター・プライムである。 レグルス達は転移ゲート・ステーションの大きな窓からその光景を眺めていた。

    「ふっふっふ......この世界にはそう、このダークレグルス様のような野心に溢れる冒険者が必要なのだ~!><」

    「なでなで......」

    隣からミラが嬉しそうにレグルスの頭をなでなでしていた。

    「リーラとやらのエルンシェル人を捕まえて、ボッコボコにして、その知識と秘密を根こそぎ手に入れるのだ!><」

    「なでなでなで......」

    ミラはレグルスの頭をやさしくなでなでし続けてた。

    「ダーク・レグルス様の力と恐怖を、全世界に知らしめるのだ!><」

    「なでなでなでなで......」

    「うわ~ん!ミラちゃんなでなでし過ぎなのだ~!」


     かくして、2人と1体の珍道中・・・・いやいや、”偉大なる大冒険”が幕を開けたのである!

Credit

  • Producer........Rigel Theatre


    - Music & Lyrics -

    Rigel Theatre

    ミーウェル

    有村京悟


    - Album Art & Charactor Design -

    やびさら


    - Singer -

    ミーウェル