Product details
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タイトル : 『Liénesgarde -The Spirit of SOLROS-』
CD仕様 : オーディオCD1枚/全11トラック
レーベル : Rigël Theatre
発売日 : 2024年4月28日
直販価格 : 1500円
頒布スペース : 第2展示場サ-20ab
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■ アリスブックス様
■ メロンブックス様
■ Diverse Direct様
Gallary & Video
Track Listings
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1. Liénesgarde / Rigël Theatre
2. AVIOR / Rigël Theatre feat. Miwele
3. Mimosa / Rigël Theatre feat. BΣretta Crossrain
4. Ävril -Flicka i krans- / Rigël Theatre
5. Eridanus / Arimura Kyogo feat. Miwele
6. Iustitia / Miwele
7. L'Équinoxe / Rigël Theatre
8. Le Méridien / Arimura Kyogo
9. AVIOR -Löftet- / Rigël Theatre
10. Mimosa -The Spirit of Emne- / Rigël Theatre
11. Tír na nÓg / Rigël Theatre
STORY
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Prologue
かつてシヴェルノエの世界樹を守る精霊たちがいました。精霊たちは各々が世界樹より枝分かれした木々へと宿り、ソーラス人の高度なテクノロジーによって聖樹船となって銀河の星々の海を渡りました。 しかし突如訪れた大災厄によってソーラスの文明は終焉を迎えました。聖樹船は世界樹、母星、そして精霊たち同士のコネクトを失い、暗い星々の海を彷徨うこととなりました。 一部の精霊たちは沈黙した母星「オールドホーム」に進路を向けました。それはとても長く、孤独な旅となりました......
長い歳月を経て母星にたどり着いた精霊たちが目の当たりにしたのは、滅び去ったソーラス人の文明と北方のロクスクロス公社によって新たに支配された、荒廃した故郷の姿でした。 精霊たちは公社に捕らわれの身となり、様々な形で幽閉されてしまいました。
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精霊ミモザとアルセフィナ
「......ひぃ!ななななんですか!?勝手に入って来ないでください!」
「あの......何度もお呼びしましたが......アルセフィナさまがお呼びです」
「ななななんですか!私をどうする気ですか!まさかとうとう私を処刑して解体してエンパスエネルギーを我が物にする気ですねひどいです!悪党です!うぅ......」
「......はぁ......落ち着きましたか? さあこちらへ」
彼女は黒い美しい髪と赤い瞳、朱色に輝く羽をもつとても可憐な世界樹の精霊ミモザ。オルカ地方の古い御伽話”アヴィオール”の本をいつも大切に抱きかかえていました。 彼女の聖樹船はオールドホームにたどり着いた後、すぐに公社の艦隊に拿捕され、哀れ捕らわれの身となりました。 パラノイア気味で妄想癖があり、暴走しがちな彼女は周囲の頭痛の種となっていました....が、彼らも既に扱いには慣れてきていました。
空中都市リーネスガルデが一望できるロクスクロス・サイバネティクス社の展望デッキからは地平線に浮かぶ大きな惑星ニェヴォの雄大な姿が見えました。 雄大な光景の下で、黒く長い髪と鋭い赤い瞳の......その姿は精霊ミモザと非常によく似た少女がアコーデオンを演奏しています。漆黒のローブを羽織り黄昏の陽の光に細長い影を落とし、美しくも儚い音色を奏でていました。
「アルセフィナ様......彼女をお連れいたしました」
アコーデオンの演奏が止まり冷たい静寂に包まれました。
「ありがとう。あなたはもう外していいですよ......」
「な......ななな......二人きりで......わ......私をどうする気なのですか!?」
ミモザは縮こまり怯えながら言いました。アルセフィナはアコーデオンを側に置き、ゆっくりとミモザへ近づいて行き来ました。
「ふふふ......そう恐れなくていいのですよ。私はあなたをとても大切な家族の一人だと思っているのですよ?」
「な......なにか企んでますね!悪党です!ヘンタイです!」
「さあどうでしょうか......」
アルセフィナは意地悪な表情でゆっくりと手を伸ばし震えるミモザの頬をやさしくなでました。ミモザは怯えて動けなくなってしまいました。
「大丈夫ですよ。じきに貴方を助けるために救世主が......アヴィオールがここへやって来るでしょう」
「あ......ああ......アヴィオール!?アヴィオールと言ったですか!?」
「ええそうよ。貴方がずっと大切に抱えている......その本に出てくる、おとぎ話の素敵な天使様です。私たちを、約束の岸辺へと導くアヴィオール......」
アルセフィナは一瞬、冷たく怖気を振りまくような表情で言いました。
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黄昏のリーネスガルデ
「むー!む~!!」
「あうぅ.....どうしたのアヴリルちゃん?」
「おなかすいたと言ってるのだ。アヴリル、ごはんはまだなのだ。それにリーネスガルデが見つかるまで気を緩めては......わわっ!ボクを食べちゃダメなのだ!」
精霊アルタイルは相変わらずアヴリルに食べられそうになっていました。
アルシャインが云っていた捕らわれた精霊ミモザを探すため、リヴェットたちは新造の(精霊アルタイル様の素晴らしいエンパスエネルギーと操縦で快適かつハイクオリティな飛行を可能にする、と自称している)飛行艇ティルナノーグ号でノース・オルカ地方の空域を飛行し、リーネルガルデを探していました。 ロクスクロス公社を政治的に支援する4カ国の1つリーネルガルデ公国は空を浮遊する移動都市であり、その場所は秘密とされていました。 ライラの分析では動力に旧ソーラス各地に点在するエンパスジェネレーターを使用しているため、そこから計算で現在位置を割り出したとのことでしたが、分厚い雲に阻まれて目視での発見は困難でした。
「あの子達を助けてあげて欲しい」
アルシャインの願いのもと、リヴェット達は公社に捕らわれた精霊たちを救い出すための新たな旅の道中でした。
「むむ!11時の方向に巨大な構造物らしきものを発見なのだ!」
暇を持て余したアヴリルにいじられてお下げ髪になってしまったアルタイルが叫びました。
「そっちはさっきもう見たですポンコツ精霊」
妖精アトリアがアルタイルをジトっと睨みながら言いました。
「なにおう!?」
「二人ともケンカはだめだよ!」
リヴェットは二人を優しくなでてなだめました。
「ん~!むむー!」
アヴリルがリンゴを食べながら慌てて指さしました。
「アヴリル。食べながら喋るのはお行儀が悪いのだ......あれ......」
夕刻の陽の光で朱色に輝く分厚い雲の合間からいくつもの赤い光が現れました。それは建造物の航空障害灯でした。 やがて、いくつもの尖塔のようなとても大きな構造物が姿を現しました。
「....ど...どどどどどうだ!ボクの手にかかればちょろいものなのだ!」
「トラクタービームに引っかかってるです。あと囲まれてるですこのマヌケ」
「あ......しまったのだ......」
ティルナノーグ号を挟むように公社の戦闘機が編隊を組んで飛行していました。すでに操舵システムを掌握され、まっすぐリーネスガルデの中心部へ向かっていました。
「ほらまたいつものお決まりパターンですこのポンコツ精霊!」
「なにおう!?」
「む~!」
「ケンカはだめだよぅ!」
「あれ....向こうと回線が繋がったのだ......」
通信が繋がり、目の前の立体スクリーンに映像が現れました。夕刻の光の中に佇む黒い美しい髪と赤い瞳の少女が現れました。
「ようこそリーネスガルデへ......私は女公爵アルセフィナといいます。皆さんを歓迎しますよ」
アルセフィナは纏っていた黒いローブをスッと下ろしました。背中の黒い翼がバサッと広がりました。そう......彼女はソーラス人だったのです。
「え...そんな......」
呆然とするリヴェット達にアルセフィナは優しい笑みを浮かべながら言いました。
「ふふ......ずっと待っていましたよリヴェット。......いえ、私たちの救世主アヴィオール......」
-ソーラスの闇の歴史の歯車が今再び動き出そうとしていました....
Charactor
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リヴェット
白い翼を持つ天使のような姿をしたソーラス人の末裔。とても心優しい女の子。
ノールランドでの冒険ではアクイラの精霊たちを解放した。 アルシャインから捕らわれの身となった世界樹の精霊達の存在を知る事となった。精霊たちを助けるため、そして公社の本当の正体を知る為、アヴリル達と共に歴史に隠された空中都市リーネスガルドへの新たな冒険が始まった。 リヴェット達がそこで目にしたのは、大災厄を生き残り、世界を陰で支配し続けていたソーラス人達の姿だった。
内気で引っ込みがちであったが冒険を通じて成長し、勇気と行動力を持つようになった。 ケンカばかりするアトリアとアルタイルをなだめたり、つまみ食いをするアヴリルに目を光らせたり、すっかりお母さんのような存在となっている。
本を読む事と、フィオール(バイオリン)を演奏する事が大好き。クラウディアから貰ったゲートアドレスガイドより、かつてソーラス人達が渡った星々の世界の存在を知り、いつか訪れる事を夢見て夜空を眺めている事が多い。
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アヴリル
遥か遠い星域にある世界樹と森林の世界「シヴェルノエ」からやってきた白き翼のソーラス人の少女。
ノールランドでの冒険ではリヴェット達によりルーウェンから救出され、その後は共にアクイラの精霊たちを解放した。 捕らわれた世界樹の精霊たちを解放して欲しいというアルシャインの願いを叶えるため、リヴェット達と一緒にリーネスガルドへの新たなる冒険を共にし、やがてソーラスの闇の宿命に巻き込まれていく。
古ソーラス語を話すため、オールドホームの言葉は片言しか喋る事が出来ない。しかし、大好きな食べ物に関する言葉だけはすぐに覚えて使う事ができる。 あまりにもお腹を空かせると傍にいるアルタイルを咥えて食べようとするほど理性を失くしてしまう事がある。
美味しそうなもの、珍しい食べ物が大好き。リヴェットが作ってくれるお菓子や料理がお気に入り。ねだるときはリヴェットに抱きつき羽を咥えて困らせるため、アトリアから常に警戒されている。つまみ食いの常習犯である。
Credit
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Producer........Rigel Theatre
- Music & Lyrics -
Rigel Theatre
有村京悟
ミーウェル
- Album Art & Charactor Design -
しいたけ
- Vocals -
ミーウェル
BΣretta Crossrain